OOH/ 屋外広告・屋内広告
OOHとは、「Out Of Home media」の略で、自宅以外の場所で接触する広告メディアの総称です。
交通広告や屋外広告、大型ビジョンなどの他、バスや電車内の広告、駅構内の広告、街頭でのイベントやサンプリング、配布チラシなども広意でOOHメディアと言えます。
また最近ではQRコードなどを利用して、OOHからインターネットサイトへ誘導するマーケティング手法も一般的になってきています。
OOHと先端テクノロジーの融合
屋外にいる無意識な人間に露出されるOOHは、潜在認識に訴えかける刷り込み効果や、偶然の認知だからこそのインパクトによって記憶に残りやすい利点があります。
ディスプレイサイズの大型化や、3D、デジタルマッピングなどのテクノロジーの進化によって、クリエイティブの表現力がより豊かになり、OOHと連携させる事によりイメージ形成メディアとして広告効果も高まっています。
OOH - 屋外広告
屋外広告には、ロードサインや屋外看板、野立て看板といわれるレンタル式の屋外広告や、交通広告と呼ばれる、バスの車体に掲載するバス広告、電車の車体にラッピングする電車広告、電柱や消火栓に掲載する道路広告があります。
屋外広告は、多くの人の目に触れる事になります。ビルの屋上や壁面にある看板は、通行人だけでなく車を運転している人の目にも触れます。
看板は圧倒的なインパクトを持ち、地域に合わせた展開ができ、その場所とターゲットを絞った効果的な広告ができます。
学校が近くにある駅には、学生をターゲットにした広告、ショッピングセンターの近くには購買意欲をそそる広告など、設置場所の特色によってターゲットや掲載内容を絞る事ができます。
屋外広告の反復効果
消費者の生活動線というものは、ある程度決まっています。毎日、会社や学校に通うために決まった時間、決まった駅を利用している人は多いのではないでしょうか。
毎日通っている場所で、何度も同じ広告を目にすると、それだけ人の印象に残りやすくなります。
また、道路では同じ店の案内看板を決まった間隔で建てるという方法があります。
車が移動している間に、広告をドライバーが認識する時間は3秒といわれています。いくつも同じ広告を設置する事で、結果的に一瞬しか見えなかった看板の細部まで見る事ができます。特に車では、広告を目にするのは一瞬です。一度見ただけで、何の広告なのかが判断できるデザインである必要もあります。
OOH - 屋内広告
屋内広告には、バス車内や電車車内のつり革広告、駅構内の駅広告、映画館のスクリーン広告、コンビニやショッピングセンター内での掲示広告等があります。屋外広告と違って、視認時間が長いのが特徴です。